大和路の名刹、長谷寺と室生寺は、独特の文化遺産もさることながら、大自然と調和した四季折々の美しさ、中でも、初夏を告げる長谷寺の牡丹、室生寺の石楠花は、ゴールデンウイークに訪れる多くの人たちを楽しませてくれる。
 長谷寺は、真言宗豊山派の総本山、また西国三十三観音霊場第八番札所として、全国に末寺3000余寺をもち、「花の寺」として信仰を集めている。
 牡丹は唐の皇妃馬頭夫人(めずぶにん)の献木を今に植え継いで日本一と言われ、咲き誇る150種、7000株の牡丹の境内は、まさに花の浄土ともいえそうだ。またこの頃の新緑の美しさも格別である。

古寺を彩る花たち

長谷寺の牡丹

本堂から見下ろす長谷寺の全容…手前の大きな木は天狗杉

回廊両側の庭園には色とりどりの牡丹が咲き誇っている。

仁王門と本堂を結ぶこの登廊は、長さ108間,399段、上・中・下の三廊に分かれている。